トロッコレール

東大農場飼畜場軌道・トロッコ

概 要

平トロッコ

平トロッコ

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1935(昭和10)年の農場の東京都北多摩郡田無町(現 西東京市)への移転時に、農場の一角に堆肥液肥舎・飼料調製室・乳牛舎・役畜舎(えきちくしゃ)・鶏兎舎(けいとしゃ。ニワトリ・ウサギ)・水禽舎(すいきんしゃ。アヒル)・豚舎・羊舎(ヤギ・ヒツジ)から成る飼畜場が設置され、餌や糞尿・敷き藁(わら)の運搬用に、トロッコ軌道が1936(昭和11)年(推定)敷設されました

この軌道(現在名は東大農場飼畜場軌道)は総延長約100m、軌間(Gauge)610mm(2ft)で、2ヶ所にターンテーブルが設けられ、2両の形式が異なるトロッコが用いられていました。なお、日本のトロッコの軌間は、旧建設省系が610mm(2ft)で、旧林野庁系が762mm(2.5ft)です。また、本軌道と同様のものが神宮司庁外部リンク 宇治第一工作場(伊勢神宮(皇大神宮・豊受大神宮)の製材所)内に現存し、使用されています

現在、東大農場飼畜場軌道は、堆肥液肥舎-乳牛舎(現農場博物館)間と、ターンテーブルから飼料調製室方面に伸びる部分の現存が確認されていますが、トロッコは2両のとも既に廃棄されていました。 現有のトロッコは、1920年代後半(昭和初期・推定)に製作され、新潟県西頸城郡青海町(現 糸魚川市青海)にて石灰石を採掘・製造していた小野石灰工業青海工場で使用されていたもので、所有していた足尾歴史館外部リンク から寄贈されたものです。明治時代後期には、工場近くの日本海沿岸部まで軌道が敷設されていましたが、後に北陸本線が開通すると、最寄りの青海駅までの軌道に替り、木製平トロッコが同社の石灰石製品や、燃料として工場で使われる石炭などの輸送に活躍していたとのことです。また、工場から駅までの緩やかな勾配対策のためのブレーキが付いています。なお、荷箱部分は東大農場飼畜場軌道で用いられていたトロッコを再現したものです

走行時間

農場博物館と東大農場飼畜場軌道のトロッコ

農場博物館と東大農場飼畜場軌道のトロッコ

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  • 10:30(出庫時)・14:30(納庫時)
  • 経路:仮設格納庫⇔ターンテーブル(90度旋回)⇔館外展示場所
    (操作は東大フィールドボランティアが行います)
  • 一般の方は見学のみで、操作や乗車はできません
  • 雨天等の悪天候時は展示いたしません。また、予告なしに展示を中止する場合があります
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