概要

概 要

展示物

農場博物館 ロゴマーク

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農場博物館建物である旧乳牛舎の正面から見た姿をベースに、シンボリックな史料である「物理実験用風車」の一部を配することで、農場博物館を表現しています。「東大フィールドボランティア」のT氏のデザインを基にしています

1878(明治11)年1月に農学校内に開場して以来、駒場農学校、東京農林学校、帝国大学農科大学附属、東京帝国大学農科大学附属、東京帝国大学農学部附属、東京大学農学部附属、東京大学大学院農学生命科学研究科附属へと、変遷してきた農場で実際に用いられてきた歴史的価値が高い農機具などに加え、農学校や農学部などで教材として収集されてきた農機具および教科書などに利用された文化財的価値のある図解や書籍を中心に、「農業」・「食」の原点をテーマとした展示を行っています

東大農場の歴史

農場博物館 正面

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歴史的建造物としての文化財的価値が非常に高い建物である旧乳牛舎を2007(平成19)年に修復し、農場博物館として同年11月23日の勤労感謝の日(宮中における新嘗祭)に開催された収穫祭においてオープンしました

現在では、東京都目黒区にある本学教養学部外部リンク のある駒場Ⅰキャンパス外部リンク生産技術研究所外部リンク などがある駒場Ⅱキャンパス外部リンク日本近代文学館外部リンク・旧前田侯爵邸などがある目黒区立駒場公園外部リンク・ケルネル田んぼなどがある目黒区立駒場野公園外部リンク東京都立国際高等学校外部リンク などになっている広大な敷地の半分程度を、駒場時代の農場が占めていました

1935(昭和10)年の東京帝国大学農学部と第一高等学校の敷地交換により、農場本場は駒場の地から現在の東京都西東京市へと移り、2010(平成22)年の組織改編によって附属生態調和農学機構の耕地および緑地フィールドへと名称変更しています。なお、これらと並行して果樹園は、大師河原(神奈川県川崎市)や六郷(東京都大田区)から神奈川県の現二宮町に1926(大正15)年3月に移り、2008(平成20)年4月からは西東京市の本場に統合されています。なお、組織改編後も、永く親しまれてきた「東大農場」や「田無農場」が学内外で愛称化しています

東大農場の歴史年表

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1878(明治11)年1月24日:明治天皇や政府高官臨席のもと、盛大に農学校開校式がとり行われました。移転を熱心に推し進めた大久保利通内務卿は、開校の祝辞で、「本邦初の農学校の建築にあたり、農をもって国民の生活を豊かにする事業は、まさに今日この日からはじまるのだ。」と述べたとのことです。明治天皇は農芸化学、農学、獣医学の授業風景、作業の様子、博物室を通覧され、式典後は庶民の縦覧を許したとされています

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